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出会いを目的とした会を実施しない理由

ゆるオフ

ゆるオフでは、「出会い」を目的とした会は実施しません。
その理由は「出会い」を約束することは、主催者にはできないと思っているからです。

「出会い」という言葉は日常的によく使われますが、改めて考えてみると曖昧な言葉です。
顔を合わせて話すことなのか、連絡先を交換することなのか、それとも交際に発展することなのか。どの時点を「出会った」と呼ぶのか。

もし「出会えるオフ会」として開催したのに、誰とも親しくなれなかったら。
主催者として、保証できないものを約束するような形で人を集めることは、不誠実だと感じています。

一方で、わたしが大切にしたいのは、「人と人が、ひとりの人として出会える場」を作ることです。
そのため、ゆるオフでは少人数での開催を基本にしています。
全員がおたがいの話にしっかり耳を傾けることが出来て、わたし自身も参加者ひとりひとりのことをどんな人なのか把握できる規模感を大切にしています。

人間関係は、主催者が作れるものではありません。そこは、自分が関与できる範囲外だと感じています。

わたしが出来るのは、安心して人と過ごせる場を作るところまで。
もちろん、わたしが意図的に何かしなくても、参加者の方々は自分たちで関係を築いていっています。
実際、以前ゆるオフに参加してくれた方々と、PIAMYFESで偶然再会しました。
そこで初めて、オフ会をきっかけに何度も一緒に遊びに行くほど仲良くなっていたことを知りました。もし偶然再会していなければ、そのことを知るよしもなかったと思います。

参加者同士がその後どのような関係を築いていくかは、主催者がコントロールできることではありません。
だからこそ、わたしが責任を持ちたいのは、人間関係そのものではなく「安心して人と関われる場」を作ることです。

既婚者の方の恋人探し目的での参加をお断りしているのも、その考えに基づくルールです。
人と人の関係をこちらの作為で生み出すことはできませんが、会のテーマやルールを工夫することで、参加者のみなさんが安心して過ごせる環境は作れると思っています。

また、会は定期的に開催しているので、以前会った方と再会することもあります。
さまざまな企画を通して、「この人、第一印象と違う面もあったんだ」「この人のこういうところが好きだな」と、時間をかけて関係が育っていくかもしれません。

ゆるオフでは「出会い」を保証することは、今後もありません。
その代わり、ひとりひとりが大切に扱われ、自然に関係が芽吹くような、余白のある場所でありたいと願って運営しています。

このブログを書いている人
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ZUCŌ(ズコー)という屋号でZINEを作っている、新藤しのです。
生きづらさを抱えつつも、よりよく生きていきたいなぁと思っています。

1992年生まれ、埼玉県出身。現在も関東圏在住。
30歳でADHDと診断されました。現在初めての障害者雇用(休職中)。
女性として生活していますが、性自認はノンバイナリー。
ジェンダークィア。女性のパートナーと同棲しています。

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